2016-07-04
幸せはどこからくるの? -バリ島レポート1
こんにちは!カナコです。
先日、1週間ほどインドネシアのバリ島に行っていました。
前半はウブドという街の近くにあるアーユルヴェーダの施設で
3日間のデトックスを行い、
後半はさらに北へ車で1時間弱の高原にあるホテルに滞在しました。
その高原にあるホテルでは、すごくサービスが
充実していて、ヨガや瞑想、ネイチャーウォークや
バリの民間療法として伝わるお薬作りなど
いろんなアクティビティが毎日開催されていました。
もちろん、ヨガには毎朝参加!
生憎の雨ではありましたが、緑の中に浮いているような、めちゃくちゃ素敵なヨガ・パビリオンで毎日ヨガができます。
これはテンション上がりました♪
ヨガのインストラクター キューさん。
担当しているのはヨガだけかと思いきや、実はその他のアクティビティもヨガインストラクターが兼任しているという。。。
なんとネイチャーウォークではホテルを出て村を探検。
キューさんのお家にまで連れて行ってくれたのです。
元々ここの村出身だったんですね〜。
バリでは、一つの敷地の中に4つの家があって
親子、兄弟など何世帯か集まって一緒に暮らす
というのがスタンダードのようです。
そして驚いたのが、その中にご先祖様を祀っている
お寺があるんです。
毎朝家族のお寺にお参りをし、ご先祖様の魂に祈る
習慣、素敵だなあと思いました。
日本でいうと家の中にあるお仏壇の前で手を合わせる
習慣と似ていますね。
キューさんの家族、ほんとにあったかかった。
その翌日はチャナンというバリのお供えものづくりを
体験させてもらいました。
これもガイドはキューさん。
ヤングココナッツの葉っぱを器用にカットし、それを折って硬い芯の部分で留めていくと 三角、四角、丸のお皿が完成!見事です。
そしてその上に、方角に合わせて、色とりどりのお花を置いていきます。
真ん中にはお米。
完成したら神様にお供えし、祈ります。
そのチャナンづくりを一緒に体験した中に、オーストラリアから参加していたアナという女性がいて、
彼女がキューさんに向かってとてもいい質問をしてくれたんです。
「バリの人たちはなんだかとても幸せそうに見えるんだけど、それはどうしてなんですか?」
キューさんは答えました。
「うーん、私たちはたくさんの家族に囲まれて暮らしていて、家族と関わりあって、助け合って生きているからじゃないでしょうか。」
幸せはとてもシンプルな人間本来の日常の中にあるのですね。
忙しすぎたり、ストレスに振り回されると自分のことで頭がいっぱいになりがちですが、
少しスローダウンして、偉大な存在を敬い、委ねることや家族にやさしく接することで
私たちが求める幸せは実はもうそこにあることに気がつくかもしれませんね。
カナコ
バリ島レポート第2弾(アーユルヴェーダ編)はコチラ>
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