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2018-03-29

変化の中で



桜の季節ですね。

かむろ坂や西小山の桜並木をぶらぶら。
有名なお花見の名所もいいけれど
人もそんなにいない、静かに見られる
近所の桜スポットで
今年はすっかり満足してしまいました。


咲く花に この世のご縁を学び
散る花に この世の無常を学ぶ


お寺の掲示板にこんなポスターを見かけました。

私たちは
桜を通して命の尊さや生きていることの奇跡
を学ばせてもらっているのですね。




私にとって春という季節は、
昔からちょっとそわそわする季節です。

自分自身に大きな環境の変化がなかったとしても
周りは大きく変化する時期、
その目には見えない
“変化のエネルギー”を感じるからでしょうか。

自然界では
動物たちが冬眠から目覚めて活発に動き出し、
植物たちは芽吹き、花を咲かせる時期。
お天気は温かい日と寒い日を交互に繰り返す。

「活発」さと「不安定」さが
春の特徴と言えるのかもしれません。

私たちが生きているこの社会も
進学や入社、転職、復職など多くの人が
今までとは違う環境に身をおき、
大小様々なチャレンジを経験します。

私も毎年何十回と経験してきたこの季節、
期待を抱いたり不安な気持ちになりながらも、
変化の中で環境に適応するために
必要なものを手に入れ、
時に不必要なものを手放して、
それでも自分自身の中心を見失わないように
生きてきたのかなぁと思います。

変化し続ける大きな流れの中で
何を選び、どう生きていくか。
人生は大小様々な選択の積み重ねですね。

皆さんはどんな気持ちで
この季節を迎えているでしょうか?

昨年の冬から決めていたことですが、
私はこの4月から、じっくり1年かけて
改めて伝統的なヨガの教えを学ぶことにしました。
(ほぼ月1ペースですが、土曜日のクラスができない
のはそのためです。ご迷惑をおかけします。)

早いもので、気がつけば
スクエア荏原でクラスを始めて
3年目の春を迎えています。
これからも皆さまと豊かな時間を共有
していきたいと思っていますので、
皆さま、どうぞお付き合いくださいね。

イシコ カナコ
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