ママだって、自分を思いやる時間が必要。
先日、お友達のあゆみちゃんが4ヶ月の娘ちゃんと、産後ヨガクラスに来てくれました。
ひとことで「産後」と言っても、一人一人置かれている状況も、身体の状態も様々。
特に都心では、実家から遠く離れたところで暮らしているお母さんも多く、中にはパートナーが海外単身不妊でほぼ一人で育児をしている方も。働き方が多様化して、生後間も無く赤ちゃんをあずけて仕事に復帰し、どうにかこうにか、仕事・家事・育児をがんばっているお母さんもきっとたくさんいます。彼女も、そんながんばっている女性の一人です。
産後はリセットに最適な時期
毎回クラスが始まる前に、皆さんに体調をお聞きしているのですが、この日も「肩凝りがひどい」「抱っこ紐で背中がガチガチです」といった声が多かったので、前半は上半身のこわばりをほぐしていくようなものを重点的に取り入れました。
調布で人気の加圧トレーニングサロンSuAi(スアイ)のオーナーでありトレーナーのあゆみちゃん。
会うたびにいつも元気で、疲れ知らずに見える彼女も、久しぶりのヨガで自分の肩周りがガチガチだったことに改めて気づいたそうです。
偏った姿勢を長時間続けて、リセットしないまま過ごしていくと、やがてそれが”普通”なのだと脳が勘違いしてしまいます。ヨガをしたり、身体を動かしてみて「ヤバイかも!」…と気づくことってありますよね。
自分の心身と正直に向き合うことで、「思っていたより無理していたんだなぁ」と気づくことも。
出産という経験は、女性にとっては様々なことを見つめ直す良いチャンスなのかもしれません。姿勢などフィジカルな面だけでなく、自分自身と向き合い、ライフスタイルを見直す良いきっかけにしてもらえたらなと思うのです。
自分を後回しにしすぎない
ムサコヨガでは、マタニティヨガも需要があれば開催を検討したいと思っているのですが、産後ヨガを優先したのには理由があります。
産前は、悪阻をはじめ妊婦さんならではの辛さや大変さがあります。でも、体調が良い時は一人で出かけたり、自分自身をケアする時間をもつことはそれほど難しいことではありません。(もちろん、人によって状況は様々だと思います。)
一方産後は赤ちゃんと24時間一緒に過ごすため、子供中心で過ごすことが当たり前になり、気づけば自分自身のことは後回しに。
「病院に行くほどではないけれど、身体のあちこちが痛い。」
「寝不足で辛い。」
「心に余裕がなくなっている。」
我慢してやり過ごさなければならない時もあると思います。
しかし、ゆっくり時間が取れなくても、様々な制限があるように感じる時でも、今の自分にできる日常の小さな選択の積み重ねこそが大切だと感じています。
我慢する以外の選択肢、それも、甘い物を大量に食べたりネットショッピングで発散するといった方法だけでなく、より自分自身を思いやる選択肢があることを、ヨガを通してお伝えできたらと思っています。
おまけ:武蔵小山でママ友とのランチやお茶にオススメのお店
クラスが終わって一緒にランチをしたのは、
よく行く武蔵小山駅前のピッツェリアラ・トリプレッタさん。
ナポリピザが美味しく、赤ちゃん連れにもやさしいお店です。
武蔵小山は住宅街なのにたくさん飲食店があって便利ですが、昼間に子連れで入りやすいお店って、それほど多くないんですよね。
そういう意味でもありがたいお店!
そして、ページトップの写真は武蔵小山で一番おしゃれなケーキ屋さん「ドゥ・ボン・クーフゥ」さん。
まるで高級セレクトショップのようなシックな佇まいに、ショーケースの中に輝く美しいケーキたち。ちょっとお高めですが、毎日がんばっている自分やパートナーのご褒美に、たまには贅沢を! ほっぺたが落ちるおいしさなので、ぜひ一度食べてみてくださいね。
住所:東京都品川区小山3-11-2-1F
東急目黒線「武蔵小山駅」より徒歩5分
TEL:03-3785-0052
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