【ヨガ的育児】子どもと共に生きていくということ
妊娠中は、赤ちゃんとの対面が待ち遠しく、幸せな気持ちが多くを占める一方で、
一生ついてまわる親という責任や、子どもができたことによって制限される自由など…
あまり悲観的な方ではない私ですが、周りの先輩ママたちの話を聞いていると、「子育てってやっぱり大変なんだ…」という漠然とした不安に襲われることもあります。
自由な時間が減っても、果たしてにこにこ笑っていられる優しい”いいお母さん”でいられるだろうか、とか
今まで年1回以上のペースで行っていた海外旅行に果たして行けるのか!?といったことまで、
どうなるか分からない未来に対して不安を抱くというのは、人間の宿命のようなものでしょうか。
子連れで海外旅行も夢じゃない
そんなことを考えていたら、ある日友人が、LINEにこんなネットの記事を送ってくれました。
子どもが生まれたら本当に自由はなくなるの?おはるさんに聞く、子どもとの「落としどころ」を見つけた世界旅行HOW TO
1歳の頃から息子のボン君を連れて海外旅行をしているという、Twitterでも話題のシングルマザーの「おはる」さんへのインタビュー記事。
子連れ旅行をする際の旅先の選び方や、気をつけていること、子連れ旅行だからこそ得られる貴重な体験なども参考になります。
「子どもに対して優しい国が多く、子どもがいるからこそ発生するコミュニケーションが旅のほとんどを占めている」のだそうで、なんだか希望が持てました。
記事の後半に出てくるこんなストーリーを紹介します。
トルコを旅行中、露天商がお金をとるために無理矢理ボン君(5歳)に渡してきた風船を返しに行かせたら、そのやりとりを見ていた青年が自ら露天商にお金を払い、そのまま立ち去ろうとした場面。
追いかけてお礼を言うと、こんな言葉が返ってきたそうです。
「あの子の名前はなんですか。あの子は、私の子どもです(私の子どもだと思って大切にしている)」
さらっとこんなことが言えてしまう、できてしまう、トルコ人青年の懐の深さたるや!
旅人に対するイスラムの人のホスピタリティ、と表現されていましたが、見知らぬ異国の子どもを自分の子どもだと表現するその慈愛に満ちた言葉と行動に、すっかり感動してしまったのでした。
“完璧じゃないけれど、自分自身のことも大切にしているお母さん”に
子どもが生まれたら、もちろん今までと全く同じようにはいかないと思うんです。
でも、親としての責任ややるべきことを背負いながらも、全てを諦めなくてもいい。
試行錯誤しながら、頼れるものには頼り、自分で変えられることは工夫していこう。
“いい母親”になるために我慢して消耗しきっているお母さんよりも、
完璧じゃないけれど、自分自身のことも大切にしているお母さんでいた方が、結果家庭内の色々なことも”まあるく”おさまるのかな。
最近はそんな風に思ったりしています。
今は家事代行やベビーシッターのサービスを上手に利用している方も増えてきて、少ないながらも自分の時間をもてるようにと、みんな工夫しているんですよね。もちろん、家族の協力を得ながら。
妊娠期間中に、自分が利用する可能性のある行政や民間の産後ケア、家事育児サービスなどをちゃんと調べておこう、と思う今日この頃です。
コメント2件
info@musakoyoga.com | 2019.06.10 16:43
郁子さん
悪阻が終わってからはほんと早いです〜もう来週には8ヶ月目に…
産後ケアやシッターの利用、私も色々調べてみます。
色んな人の手を借りながら、燃え尽きないように!
また色々と情報教えてくださいね!いつもありがとうございます。
カナコ
藤山郁子 | 2019.06.10 14:46
かなこ先生こんにちは!
もう7ヵ月なんですね!
早いですね〜
私も産後ドゥーラやシッターを利用していました!利用することで自分が楽になるし育児のことも聞けるので良かったですよ〜 ちなみに風呂やトイレは年2回は必ずお掃除してもらってます。ピカピカになるのでいいですよ〜
お勧めしまーす😄