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2017-07-06

【インドの人から学んだ】ストレスのない仕事観



皆さんは、自分の仕事や役割についてどう感じていますか?
「こんな仕事やってられない」「自分には他にもっと合う仕事があるはずだ」でしょうか? 
それとも、自分の仕事に誇りを持っていますか?

今年の2月にインドに行った時の話ですが、
あるお土産物やさんで私はガネーシャの像を買いたくて店員さんに声をかけました。
その店員さんは、あれこれ出してきてくれて、色々な種類の像を見せてくれました。
私はその中から一つの小ぶりのガネーシャ像を買うことにしました。

店員さんに、「色々と出してきてくれて、ありがとう」そう言うと、すぐさま
「どうして”ありがとう”? これは私の仕事。自分の役割を果たしているだけですよ。」
と笑顔で返してくれました。

彼にとっては何気ない一言だったと思うのですが、 なぜかその言葉がずっと印象に残っているんです。



自分が心から希望していたわけではない仕事かもしれない。
親、そのまた上の代から引き継いだ仕事かもしれない。
自分で望んで入った会社でも、自分の思い通りいかないことの方が多かったりします。

そんな時、私たちはついつい
「なんでこんな仕事をしなきゃいけないんだろう」「私にはもっと○○○な仕事ができるはずなのに」 と問題を自分の外に求めてしまいます。

私も以前、ヨガインストラクターという仕事をする前は、営業や企画の仕事をしていました。
時々、「なんで私がこれをしなきゃいけないの」「こんなことしても意味ないのに」などなど、、、今から思うと文句ばかり募らせていたなぁと、反省(笑)。
自分自身で作ったネガティブな思考によって、目の前の仕事に集中できないこともあったように思います。

全く同じ仕事をしていても、
文句ばかりで嫌々やっている人、
ただ淡々とその仕事を全うする人、
その仕事に生きがいを持っている人。
マインドの持ちようで、大きく変わってきます。

仕事がある、やるべきことがある、というのは本来幸せなことです。
仕事の意味や意義を頭で考える前に、
目の前のことに100%意識を集中して、
自分に与えられた役割・責任を果たす。

その方がずっとストレスが少ないのだと思います。

インドの人たちは、どんな仕事であれ、自分の役割だと受け入れ、 いい意味で考えすぎず1日1日を生きているのかもしれないな・・・そんな風に思うのです。

アーサナや瞑想の練習は、未来や過去ではなく、意識を今ここに置く練習です。
いくら頭で考えたって、過去は変えられない。 今、自分にできることは目の前のやるべきことに100%エネルギーを注ぐこと。
その一歩一歩が未来につながります。
今日も一日一日、目の前のことにベストを尽くしていきたいと思います。
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