2018-07-04
世界を知ること、祈ること

瞑想は、みずからの体、感情、心、さらには世界で、何が起こっているかを、はっきりと知ることです。 毎日、4万人の子供たちが、飢餓で死んでいます。 超大国が、今や5万発以上の核弾頭をそなえています。 これは、私たちの惑星を何度も破壊するに足るほどのものです。 一方では、日の出は美しく、今朝、壁ぎわに咲き開いたバラの花は、奇跡そのものです。 人生は、とても嫌なものであるとともに、素晴らしいものです。 瞑想を行うということは、この両面とかかわることです。「ヨガ」という言葉は、語源をたどると「繋がる」「統合する」という意味があります。 自分自身の内側の静けさや神聖さと繋がるという意味、 それから 自分とより大きな存在-「社会」「自然界」「宇宙」と繋がる という2つの意味があると思います。 地球の反対側にあるアマゾンの森林破壊の進行は、自分とは関係ないことだと言い切ることができるでしょうか。 ヨガでは 全ては繋がっていて 「私」はその「全体」の中の一部であり 生かされている存在であると考えます。 たとえ自分の力ではどうすることもできないことだって、 ただ静かに座り、祈ることを過小評価してはいけないと思うんです。 今日も、私たちに与えられた大切な1日を過ごしましょう。
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