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2017-02-02

シンプルで、純粋なもの。



ヨガをしていると、なぜだか、シンプルで純粋なものに惹かれていく。
そんな自分に気づく方もいらっしゃるかもしれません。

付き合う人、人間関係、物、その物との関わり方、
考え方全てにおいて。

たとえば、

誰かの悪口や不満しか言わない人ではなく
言葉が前向きで、優しさに溢れている人

赤ちゃんや、動物
純粋なエネルギーに満ちている存在

都会のほこりっぽい地下街よりも
空気のおいしい自然が豊かな場所

何が入っているか分からないレトルト食品よりも
できたての手作りご飯

人工甘味料たっぷりのジャムより
新鮮なフルーツを生でいただくこと

といったように。

なぜ純粋なものに惹かれていくのでしょうか?
そもそも純粋ってどういうことなのだろう?

ちょっとここで、ヨガの基礎知識に触れてみたいと思います。

ヨガやアーユルヴェーダでは、
物質、エネルギー、意識において、
宇宙を3つの性質あるいは状態に分けて表現します。

1.サットヴァ(純粋)
完全にバランスが取れた状態のこと
食べ物でいうと、新鮮な果物や穀物などのこと

2.ラジャス(興奮)
活動的、刺激が強い
食べ物でいうと例えば辛い食べ物やコーヒー、揚げ物など

3.タマス(暗性)
重い、停滞、無気力
食べ物でいうと、肉類や加工品など


ヨガのライフスタイルは、
「ラジャス」や「タマス」をできるだけ抑え、
「サットヴァ」を意識することが
重要だとされているんですね。
質の良いアーサナの練習や瞑想などを行うと、
私たちの心の状態は自然と「サットヴァ」に向かい、
とても調和がとれていきます。

最近本当に思うのです。
人生はあっという間。
1日1日を大切に、
自分の内なる声を聞いて、魂が喜ぶことをしていたいって。

みなさんも、忙しい時こそ、
ぜひ自分の心の声を聞いて過ごしてみてくださいね。
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