2016-08-16
【クラスレポート】ヨガで楽に腕を上げるには?自分の身体のクセを知ろう!
こんにちは!カナコです。
今日は、平日の午前中にスクエア荏原にて開催している“ヨガセラピー”のクラスの様子を少しだけご紹介したいと思います。
そのポーズ、快適ですか?
今日テーマにしたのは“腕を上げる”という、一見誰でもできそうなとてもシンプルな動作。 立って両腕を頭上にあげるこのポーズ名は、サンスクリット語で、“ウールドゥヴァ ハスターサナ”と言います。 ウールドゥヴァというのは、「上向きの」、ハスタは「手」という意味です。 これが、実は意外と難しいんです・・・。 ただ単に頭上に腕を上げると、耳と肩の距離がぐっと縮まり、肩周りが詰まったような窮屈な状態になりがちです。 ヨガで大切なのは、ただポーズの形を真似ることではありません。 そのポーズが安定していること、そしてその中で快適さを感じられることです。 形としては出来ていても、不快だったり、呼吸が止まってしまうような状態は好ましくありません。 では、どうしたら気持ち良くポーズがとれるようになるのでしょうか?まずは自分の身体を知ろう。
クラスによって毎回、異なるアプローチをするのですが、今日のクラスでは、ヨガベルトを使い、パートナーワークで腕を上げる時の身体の使い方を練習してみました。 肩周りに余裕を持たせながら心地良く腕を上に伸ばすコツを、体感していただけたのではないでしょうか。 初対面の方同士でも、和気あいあいとした雰囲気で、予想以上に盛り上がっていましたね。^^ さらに、自分ではあまり見ることのない背後からの動作の特徴や左右差をパートナーに見てもらうことで、自分のクセに気付いていただけたと思います。 当たり前ですが、私たちの身体には個性があります。 動作や姿勢にもクセがあります。 そしてそれには、普段の生活でどんな姿勢をとっているか、ということが大きく影響しているはずです。 現代人は、多くの人が1日の内多くの時間を、椅子に座ってパソコンに向かったり、スマホを見て過ごしています。 それが、今自分の身体にどんな影響を与えているのか? いつもカバンを片方の肩にばかりかけていたり、電話をする時は必ず右耳に当てて首を傾ける姿勢をとっていたりと、日常生活の中の何気ない動作の連続が身体のクセとなり、姿勢、そして筋肉のつき方にも影響することを、まずは自分の身体を通して知ることが大切です。より心地よく日常生活を過ごすために
私自身も一人のヨガ練習生として思うのは、ヨガを通して、今まで気づけなかった、または知らなかった、自分の身体や心のクセに気づけるということ。 人のことはよく見ていても、自分の身体や心の状態に関しては、ちゃんと見ようとしないのが私たちです。 もっと自分の身体と、心と、親しみましょう。 自分の身体や心のクセを知れば、限定的なパターンから抜け出して、軌道修正していくことも可能です。 自分にとって必要な、より良い習慣を癖付けていくことが可能です。 きっと私たちが体験している日常生活、そして人生はより良いものになっていくはずです。 まずはヨガを通して自分の身体と心と仲良くなり、ありのままを受け入れることから始めてみませんか?関連記事
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